人とお話しをしていると、色々な境遇の人から「英語できるようになりたいんだよね」という、相談を受けることがあります。
実際日本には、「英語ができたらいいのにな、英語が話せたらいいのにな」と願う人は多いと思います。
ただ、成人になってからネイティブと同様の英語力を身につけるのは難しく、人によっては本当に英語ができるようになりたいと思っているのかな?と思うこともあります。
そこで、自身の経験や、今まで出会ってきた人で英語が上手と言われている人がどのような共通点をもっているかを考えてみました。

個人的な意見にはなりますが、参考になれば幸いです!
英語の上達に必要なこと3選を知って、自分自身が英語が伸びるかどうかが分かる
社会人で英語が上達するために最低限必要なこと3選
Step. 1 英語や英語圏の文化に興味がある


英語が上達するには、音や文法など英語の言語そのものに興味があったり、英語圏の文化(洋楽や映画、ファッション、本、またはビジネスなど) に興味があることが、前提として必要だと私は考えています。
英語はグローバルな言語とはいえ、言語自体はもともとその背景にあるもともとのカルチャーに強く根ざすものなので、完全なツールとして捉えてしまうと、英語の習得や上達はあまり望めないと思っています。
例えば、以前このブログでも紹介をした新書の著者の斎藤兆史さんも、東大の英文学の名誉教授であっても、著書の中でそれ以前に海外カルチャーのオタクであったという旨を述べています。


逆の発想で、海外から日本に来て、日本語が上手い人は、アニメやドラマ、文学、伝統的日本文化も含む、日本のカルチャーに興味がある人ではないでしょうか?
特に翻訳ツールが発達し、優秀な翻訳者も多い日本で、英語で書かれている情報だけに価値があると考えるのであれば、英語を習得する意味も薄まってしまいます。
見過ごされそうではありますが、英語や英語圏の文化になにかしら興味があるということが、英語の上達の素地としては大切なのです。
Step 2 個人的な目的や目標がある


英語が上達するには、個人的な目的や目標があることが必要です。
会社員であれば、英語でプレゼンをしなければいけない、英語圏に留学をしたい、英語圏の旅行時に英語を使いたいなどです。
このブログは、社会人の人を対象にしていますが、帰国子女の人が英語ができるのは、英語が読めない、聞けない、話せない状況で、現地の学校に放り込まれて (苦しみながらも) その子が英語を習得して学校で生き延びなければいけないという目的があるからです。
人により望みの大小はあり、動機もそれぞれだとは思いますが、個人的な目的があることが必要だと思っています。
Step 3 自分なりに英語を上達できるコツをつかんでいる


ここの説明が一番難しいのですが、英語が上達する際は、英語が上達するコツをつかんでいる人が多いと思います。
最初は方法が分からなくても、自分の目標に対して、自分に足りない足りない所を知って、単語を覚える、音読する、ディクテーションをするなど自分に合う上達方法のコツをつかんでいる方は、もちろん英語が上達しています。
個人的には、英語が使えていることと、英語が上達することは少し違うと思っており、社会人の場合、今の段階から一歩英語を上達させるためには、意識的な勉強が必要だと思っています。
社会人になると、それをPDCAとも言いますね。



私はPDCAに関しては苦手(涙)ですが、色々と試行錯誤をしています。
英語が上達するツボは、人によって違うと思います。単語だったり、文法だったり、発音だったりと様々なので、自分のツボを見つけることが大切です。情報はこのブログでも発信していきます。
まとめ
この記事では、そもそも英語が上達する人ってどんな人?という個人的な疑問をもとに3つの共通点をあげてみました。
私自身も改めて、意識的に英語を上達させていきたいと思いました。自分の英語力を伸ばす素地があるか、取り入れられることがあるかを見つけるヒントとなれば幸いです。
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