学研のKimini英会話では、Kimini英会話独自のスピーキングテストが採用されています。
今回は、これまでIETLSや英検など様々なスピーキングテストを受けてきた筆者が、Kimini英会話のスピーキングテストの内容や難易度について実際に受験して詳しく解説していきます。
Kimini英会話でこれから英会話を続けたいと考えている方、スピーキングテストで良い点数をとりたい方は、是非この記事をご覧ください。
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筆者がKimini英会話のスピーキングを受けた結果
まず、英検1級を持つ筆者が初めてKimini英会話のスピーキングを受けた結果はというと、10段階レベルのレベル7でした。
CEFR-Jで評価すると、B1.1ということで、英検のレベルで言うと、2級なので良いとは言い難いですね。

試験の問題形式に慣れていない場合、点数は低く出やすいです。


筆者がテスト受けた感想としては、以下の通りです。
・1問1問の回答する時間制限が短め。
・自由回答はなし。(問題は文章の穴埋めや、決まった文のリピートなど。)
・何問で終了するのか受験中に分からないので、テストの体感時間が長い。
IELTSや英検は質問に対して、自分自身で回答を作成します。Kimini英会話のスピーキングテストは、自分で話すことを考える必要がなく、単語の穴埋めやリスニング、復唱が主な内容でした。テスト終了後すぐに結果が出る、また、開発コストもかかるため、Kimini英会話では自由回答のテストはないのかもしれません。
Kimini英会話スピーキングテストの特徴
では、Kimini英会話の特徴について説明をします。
AIによるスピーキングテスト
Kimini英会話ではシリコンバレーに拠点を置くテスト開発会社と学研が共同開発した最新のAIスピーキングテストを導入し、最先端の技術を積極的に活用しています。



オンライン英会話では、通常、初回レッスンで講師による対面レベルチェックが多いです。
分析は、「語彙・リスニング、文法、発音、流暢」のカテゴリーでそれぞれの点数がつく方式です。回答者のレベルに応じて、出題される問題が変わります。
CEFR-Jの指標に基づいている
Kimini英会話スピーキングテストの指標は、Kimini英会話の中だける指標だけではなく、国際的な語学力の指標CEFR (Common European Framework of Reference for Languages)に基づいています。 「CEFR-J」とCEFRの後に「J」がついている場合、日本独自にCEFRのレベルを更に細分化指標になっています。



国際的な語学力の指標に基づいていると、Kimini外でも役に立つので便利ですね!
24時間いつでも受けられる手軽さ
スピーキングテストは、自分自身の好きなタイミングで、24時間いつでも受けることができます。PC、スマホ、タブレットからお好きなデバイスでテストを受けることができます。
テスト終了後にその場でテスト結果が見られるのも、便利です。
スピーキングテストの内容について


では、スピーキングのテスト内容について解説をします。
ステージ1: 語彙 (単語推理と音読)
ステージ1では、1文の中で1単語が空欄になっており、適切な単語を選びます。
・単語はノーヒントではなく、単語の先頭の2アルファベットが分かっています。
・解答は1単語のみでなく、文全体を読み上げます。
・10秒以内に解答します。
【できる対策】:普段から語彙力を高める勉強をしましょう。
ステージ2:リスニング
ステージ2では、短い英語質問を音声で聞いて、その日本語訳を3つの選択肢から選びます。音声は2回流れます。
・解答時間は20秒です。
【できる対策】:普段のオンライン英会話を通じて、先生の質問を瞬時に理解する訓練をしておきましょう。日本語の文3文が似通っているため、和文の速読も必要です。
ステージ3 : 1文の復唱
ステージ3では、英文が一文流れ、それをそのまま真似して一語一句そのまま言うというテストです。
聞いた音声をそのまま繰り返すというテストです。
【できる対策】:ディクテーションに近いので(ディクテーションと違って書かない)、普段からディクテーションの練習をしていると有利。
- スピーキングテストはプランに入らないと受けられない?
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スピーキングテストは、プランに入ると1ヶ月に1回受けることができる他、チケットを購入してテストを受けることができます。【有料会員】550円(税込605円)/回、【無料会員】1,100円(税込1,210円)/回
- なぜスピーキングテストに自由回答形式の設問がないのか?
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“スピーキングテストにつきましては、独自のAI技術とアメリカのシリコンバレーを拠点とするテスト開発企業の音声認識技術を用いて英語を総合的に評価するシステムを採用しております。
貴重なご意見を頂きましてありがとうございます。
いただきましたご意見は担当部門に展開し、今後のスピーキングテスト開発・改善の参考とさせていただきます。
すぐご希望に添うことができず大変恐れ入ります。”との解答がKimini英会話からありました。
まとめ:最初から良い点数を目指す必要ないが、モチベーションの維持にはおすすめ!
英語のスピーキング力は、日々のオンライン英会話受講によって向上させるものなので、最初からスピーキングテストの点数が高い必要はありません。
しかし、「語彙・リスニング、文法、発音、流暢」の5項目から自身の英語力を分析してもらい、客観的な英語力を知るのはスタートとして良い経験です。また、テストの点数が伸びてきた場合は、オンライン学習のモチベーションの維持にも役立ちます。
Kimini英会話で英会話を勉強するのであれば、是非活用していきましょう!
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