資格で点数は上がったけれど、いざ話すとなると自身の英語知識の薄っぺらさを感じてしまう。英語を話すとなると、十分に表現できないような気がする。相手のことを十分に理解できていない様な気がする。そんなことはありませんか?
それでも、徐々に英語力が上がってきたなと感じられたのは、机やPCの前に座って”勉強”をするのではなく、日本にいながらも、なるべく生の英語に触れようとしたことでした。
この記事では、今まで私が英語力を底上げするために利用してきた(利用している)生の英語素材やおすすめの素材のメリットやデメリットをお伝えしていきます。
色々と紹介をするので、何か一つでも取り入れられるものがあると嬉しいです❗最後までチェックをしてみてくださいね!
ニュースを英語で読む
忙しい日常の中ですべてを追うことはできなくても、気になるニュースを英語で読んでみることは勉強になります。
①日本のニュースを英語で読む
例えば、下記2つはは日本ニュースの英語版の記事なので、日本の事情を説明する時に役に立ちます。英語の難易度は高すぎないので、
ここはこうやって表現するんだとか、単語(金融政策、家計、自民党)などを知っておいたり、今度、説明するのに使えるかな?という視点で読むことができます。日本国内の事件や出来事に関する記事なので、背景知識はすでに十分です。
・The Japan Times のHP https://www.japantimes.
・NHK World News のHP https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/en/news/
②海外メディアの海外ニュースを読む
海外メディアの生の報道に触れることもおすすめです。その場合、下記の表を参考に左側よりのメディアなのか、右側よりのメディアなのかを念頭に置くと良いと思います。
記事の選び方としては、少しでも自身の背景知識があるもの、興味ある分野から記事を読むと良いです。
(左から、左、左より、中道、右より、右)
海外メディアに触れる際の基礎知識として、高級紙とタブロイド紙の違いを知ることは大切です。高級紙、知識層向けか、タブロイド紙かがあります。たいていは、ホームページの見た目で分かりますが、高級紙は、言葉遣いが難しく、扱っている内容が硬いです。タブロイド紙は英語は平易で、ゴシップ内容が多いです。タブロイド紙のメディアの記事を読む場合は、英語を学ぶというより、カルチャーという意味でみるのが良いでしょう。
英語学習者用のニュースコンンツを利用する。
上記の様な英語記事は少しハードルが高いかなという方は、英語学習者用のコンテンツを利用するがおすすめです。おすすめは、BBC Learning English(イギリス)と VOA Learning English (アメリカ)と CNN10 (アメリカ)です。
BBC Learning English (YouTube, HP)
BBC Learning English は、イギリスの公共放送(日本でいうNHK)であるBBCが制作している英語学習者用のサイトです。学習者用にアレンジされたニュースや文法、発音などのコンテンツ日々更新されていて、コンテンツ量の豊富さが魅力です。BBCの製作ものなので、ブリティッシュイングリッシュにも触れることができます。 6 minutes English という日常のトピックを扱った動画は、全ての英語のスクリプトを読むことができるので、更に便利です。
VOA Learning English (YouTube, HP)
VOA (Voice of America)Learning English は、同じくアメリカの国営放送が制作している英語学習者用のコンテンツです。コンテンツの特徴としては、初心者、中級者、上級者用のコンテンツがあり、初心者用の方はより、単語の説明や解説に重きがおかれています。音声のスクリプトの両方が手に入ります。特に初級者用コンテンツがおすすめです。
CNN 10 (YouTube ,HP)
CNN 10 は、アメリカ大手ニュースケーブルテレビである、CNN の若者向けのコンテンツです。こちらは、英語の初学者というよりも、若者がジャーナリズムを学べるようなコンテンツがラインナップされており、比較的平易な英語で10分間ニュースを観ることができます。
上記は全て、日本語の対訳がないので、英語の全てに対訳が欲しいという場合は、CNN ENGLISH EXPRESSと ENGLISH JOURNALの雑誌がおすすめです。それぞれ、ニュースの他文法の特集、イギリス英語など様々な英語の特集があります。ENGLISH JOURNALの方は、ハリウッドセレブや知識人のインタビューが掲載されています。
メリット
題材は無数にあるので、素材には困らない
生の英語表現を学ぶことができる
デメリット
記事には日本語訳はついていない
ネガティブな記事を沢山読むと気持ちが落ち込む
自分の興味のある分野の英語に触れる
2つ目は、自身が興味のある分野に関して、意識して英語で読んだり聞いたりすることも有効です。例えば、Google やYouTubeで英単語を検索してみてください。下記はその例です。私は、ミュージカルや舞台が好きなので、歌詞を英語で読んだり、インターネットで検索をしたり、関連本を読んだりしています。
①英語でお金の教養を身につける
たとえば、実際に投資について勉強をしているならば、Yahoo finance US のサイトで情報収集+実際に読んでみるのが良いでしょう。最初の読み方としては、自分が知りたい内容が記事のどこにあるのかを見つけていく感じです。興味のある記事を読み解いていく内に次第に英語でも情報がとれる様になってくると思います。ポッドキャストでは、Planet Money では、トレンドのお金の話の他に、経済史や経済用語を学ぶ事ができます。
②英語で料理に関するYouTubeやレシピを読む
料理でマダム達に人気なJamie Oliver のYouTube では、調理方法を学びながら、英語表現 (剥く、切る、野菜や肉の名前部位など)を学ぶことができます。この時、多くの海外YouTuberさんは、動画に英語字幕をつけていることが多いので、分からない言葉があれば、スペルを元に調べることができます。
また、例えば 人気料理研究家の栗原はるみさんの、有名なレシピ本 Harumi’s Japanese Kitchen(English Edition) では、和食のレシピや調理方法を英語で読むことができます。
③英語で占いを読む
ファッション誌Vogue 紙に掲載されていて有名な、西洋占星術のスーザン・ミラーさんの占いのサイトでは、毎日、毎月、各12星座ごとの占いが掲載されています。毎月のものは、8ページほど無料で読むことができ、読み応えがあります。
④英語ビジネス書を聴く
自己啓発やビジネス書を英語で聴くという方法もあります。Amazon のAudibleのサービスでは、洋書を読み上げたものを聴くことができます。例えば、『7つの習慣』や『エッセンシャル思考』があります。好きなビジネス書を改めて英語で聞き直してみるということもおすすめです。Audibleでは、Harry Potter シリーズも耳読することができ、シリーズにはまったことがある人は、楽しめると思います。
⑤好きな人の演説を聴く
例えば、好きな俳優さんや偉人の演説を聴いてみるのはいかがでしょう。例えば、大学の卒業式スピーチや国連での演説などが有名ですね。スティーブ・ジョブズ、JK ローリングなどなど、長くて聴き応えがあるものも多いです。その他に気になる著名人、影響力者、俳優さん等のTwitter やインスタグラムをフォローをし、積極的に英語で読んでみるという方法もあります。その場合は、DeepL の翻訳ソフトで即時に日本語で翻訳することもできますが、ご自身の言葉で綴られた英語からは、ダイレクトに生の情報として受け取ることができます。
いかがでしたでしょうか。以外と自分に関係あったり、自分が興味のある分野の情報が英語で書かれている場合って多くないでしょうか?もちろん、今人気のあ海外の本はすぐ日本語に翻訳されて売られていたり、ということもありますが、是非自分で新しい情報を収集するという意味でも、是非英語の情報に触れてみてください。
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