【Cambly(キャンブリー)】 にはグループレッスンがあるのはご存知でしたか?
Camblyは講師が全員ネイティブで、全世界でサービスが展開されているので、グループレッスンを通じて、色々な国の英語学習者と出会うことができます。
私は、Camblyを昨年(2023年)の2月から利用しており、2023年の10月からグループレッスンを中心に受講するようになりました。
この記事では、Camblyの初級、中級、上級クラスそれぞれのレッスン体験談をご紹介したいと思います。
Camblyのグループレッスンがどのようなレッスンか知りたい。
様子や進め方は、回によって違うけれど、参考になったらいいな。
グループレッスンの基礎情報
Camblyのグループレッスンの特徴はいくつかあります。
・ネイティブ講師1人対生徒が最大3人
・レッスンの時間は30分~60分
・レッスンのレベルは、初級、中級、上級と分かれているが、自己申告制
・レッスンは枠が空いていれば、直前まで予約ができる。
・レッスンは全てトピックのスライドがある
Camblyでは、プライベートレッスンとグループレッスンのハイブリッド型のコースと、グループレッスンのみのコースがあります。
初級・中級・上級それぞれの体験記
下記はそれぞれの体験記です。
初級クラスのレッスン
- 時間:30分
- トピック:買い物
- 講師:アメリカ人男性
- 生徒:トルコ人女性、韓国人男性、日本人女性(私)
受講の時間は日曜日の18時30分でした。アメリカ人講師はケニア在住、韓国人男性はソウル在住、トルコ人女性は声のみの参加でした。
アメリカ人講師の方は、旅行が好きなようで、アフリカ住みやCamblyでのレッスン経験を通じて色々な地域のアクセントや交流を楽しんでいるようでした。
初級なのでトピックは、「買い物」ととても身近な話題です。 進め方としては、スライドに書かれている質問3にんい3人それぞれが音読をしてから、質問に答えていくスタイルでした。
音読が話す力の基礎という考えからというようです。
単語学習には、Pantry (食品貯蔵庫)とRefrigerator/Fridge(冷蔵庫) があり、それぞれ何を保管していますか?どのくらいの頻度で買い物に行きますか?買い物は一人で行きますか?という質問の具合です。
私は、パントリーという言葉に馴染みがなくて少し焦りました。
韓国人男性は多少間違えたり、(3単元のsを抜かしたり) たどたどしくも、基本的な受け答えに問題はないようでした。トルコ人女性は、所々発音が困難だったり(groceriesなど)、先生の質問が分からなかったり、とハプニングもありましたが、頑張って参加している、という感じでした。
Camblyのレッスンでは、ガイドラインがあり、互いのことを尊重するということがあるので、講師や生徒から英語ができないことによる、からかいなどはありません。
韓国人男性は、食料品の買い物、料理について全て妻がやると答えていたので、講師の方に「全部奥さんがやってくれるの!」と言われていましたが。
最後に時間が2分ほど余ったので、トピックに関連して、先生が野菜を育てているケニアの広い!お庭の様子を見せてもらいました。
私自身は、難易度として余裕がある時は、話を面白く膨らませてみようとか、挑戦をするようにしています。
中級クラスのレッスン
- 時間:30分
- トピック:金融フォーラム
- 講師:アメリカ人女性(カナダ在住)
- 生徒:ブラジル人男性、私
受講したのは、木曜日の夜8時半です。日本の夜の時間帯は、ブラジルでの朝の時間帯になるので、必然的にブラジル人の受講生と一緒になることが多くなります。
今回のレッスンは、生徒が2人でした。生徒が3名にならなくても、レッスンは決行されます。もちろん、レッスンが2名の場合は、3名の時より話す時間は多くなります。
今回のレッスンでは、講師の「今、何かを買うために貯金をしていますか?」という質問に対して、私ともう一人の受講生は「資産を買っている」という答えだったので、講師と受講生との間では、お金に対する感覚の違いがあることが分かりました。
ということで、話はファイナンシャル・リテラシーの方向になしました。お金に対するポリシーとして、”Pay Yourself First”(貯金天引き法) や”Rich Dad, Poor Dad”や”The Richest Man in Babylon” の話、どの国や商品(不動産、金、株、債券)投資をしているか、仮想通貨には投資をしたか(受講生2人はNo) という話になりました。
トピック質問から、「現金とクレジット」はどちらを使っているか、に話題が移り、クレジットの方がrewards (いわゆるポイント還元)が受けられるから良いよね、という話になりました。私も家計管理の観点から1枚のクレジットのみを使用しているが、病院はたいていクレジットが使えないので、不便という話をすると、(病院ではたいてい多くお金を払うので)びっくりされたので、日本は病院を利用する高齢者が現金を好むという話や国民皆保険で3割負担なので、それほど支払いが高額にならないから、などと話しました。
グループレッスンでは、スライドがあったとしても、講師や受講生により話の方向性は変わります。今回のレッスンについても、最初に講師から、スライドはガイドラインなので、内容に縛られなくて良いですよ、という案内がありました。
グループレッスンでは、参加する受講生によって、話の方向性が変わっていったり、より日本のことを話す場面が増える場面が増えるのも特徴ですね。
上級クラスのレッスン
- 時間:30分
- トピック:金融フォーラム
- 講師:イギリス(スコットランド)人男性
- 生徒:ブラジル人男性、韓国人女性、日本人女性(私)
時間は、金曜日の22時の回です。私より少し年上のブラジル人男性と、おそらく社会人になりたての韓国人女性と私の3人でした。 講師はスコットランド人出身の男性です。スコットランドはアクセントが強いと言われますが、今回の先生は、特にアクセントが強いと感じませんでした。
トピックは、金融フォーラムで、具体的なスライドの内容としては、貯蓄や自身のマネープランのこと、ファイナンシャル・リテラシーは学校で教えるべきか、という質問でした。
生徒同士は自由に質問しあっても良いのですが、講師の方は、割と淡々とそれぞれを当てて回答を求めるという感じでした。
韓国人の女性は、主にお金に関してはまだ自立するのが大変で、これから学ばなければいけない、という内容でしたが、発音は良く、英語を使う仕事に就かれているのかなと思いました。
ブラジル人男性は、英語が少し聞き取り辛い部分もありますが、お金に関する単語の知識があるようでした。お互いが良い、悪いと言うものではなく、先生の采配もあってか比較的淡々とレッスンが進みました。
お金のこととなると、より個人の価値観も反映されやすく、専門的な単語も必要になるので、多少の単語知識が必要かなと思いました。
まとめ
以上が、Camblyグループレッスンの初級、中級、上級のそれぞれのレッスンの体験記でした。参考になれば嬉しいです!
コメント