英語学習を始める時、話す、読む、聞くなど4技能を集中的に高めよう(TOEICなどの資格の勉強も含む)
英語のスキル を高めることを目標とする人がいる一方で、
この記事で書く予定なのは、英語の内容に注目をして勉強をする方法です。
自分の興味がある内容を”英語で “勉強することにより、自然な形で英語力を伸ばす
ことができます。例えば、Rotten Tomatos で海外の映画の口コミ、レビューを読む、
海外のレシピ本で料理をしてみる、海外のワインに関するサイトを観てみる。YouTubeの Vlogで海外のライフスタイルを知るなど。
自分の興味のある内容で英語を使用するということで、内容と英語力の両どりになり、
内容重視の英語学習は無敵なような気もします。
一方で、内容重視の学習は、自身での自発的な学習が必要だったり、
英語が上達するという指標が分かりにくく、継続力に乏しかったりとデメリットがあります。
ここでは、実際にどんな人が”内容重視”の英語の学習に向いているのか、ということについて
まとめました。
①英語を学ぶきっかけが、なかなか作れない人
最初のパターンは、英語を学びたいと思うきっかけがなかなか見い出せない人です。
英文を読む能力や聞く力を身につけなければいけないのに、
参考書を買っての勉強がすすまない、、、なんてことはないでしょうか。
リーディング、リスニング等特定の技能を身につけるのに行き詰まっている人もそうですが、
その場合は、身につけたいスキルと自分の興味を切り分けないで考えるのが良いかもしれません。
自分自身が興味のあるものが、ダイレクトに海外に関係のあるものでなくても、例えば洋楽、ハリウッド映画、のように直接海外に関連するものでなくても大丈夫です。
日本料理や伝統工芸、観光地などに興味があったとしても、それを海外の人に説明をする
にはどのようにすれば良いか、と発信方向で考えることで、英語を用いての海外とのつながりについて
考えることができます。
②専門用語など、その分野のニッチな表現がある場合
何か学術や仕事で専門の単語の習得(いわゆるJargon)が必要とされている場合には、
内容のや発信の過程で、スキルより内容の重視となるでしょう。
③親の転勤などで、そもそも英語環境にほうり込まれた場合
3つめは、社会人というより、親の扶養下にある子供の場合ですが、
英語を否応なく使用しなければいけない環境下になった場合、4技能をそれぞれ伸ばすという
考え方ではなく、生きるために目の前のことに集中しなければいけないということで、
自然と英語の内容重視の習得の仕方となります。
英語と英語が使用されるカルチャーを同時に習得することができます。
そのような状態にある子供は、大変でしょうが、その経験はその人の個性や財産になると思います。
内容重視の英語勉強法のデメリットについて
逆に内容重視の英語学習のデメリットとしては、英語力がついたという証明になりにくい。
成長が分かりにくいなどがあります。かけた時間に対して、その成果が図りにくいという面もあります。
また、自分に丁度よい素材が見つからず、興味があるものの自身の英語が難しすぎて、モチベーションが保てないなどということがあるかもしれません。
どのような勉強方法ができるかの案
・Google や Perplexityを使って、興味あるものの海外のサイトを検索する (インプット)
・気になるセレブ、政治家や映画、配信の海外公式SNS (XやInstagramなど)をフォローしてチェックする (インプット)
・好きな作品のファンサイト、ファン掲示板を読んでみる、(例えば、ハリー・ポッターには様々な公式・非公式サイトがあります。) (インプット・アウトプット)
・日記を英語でつける、ジャーナリングでもOK (アウトプット)
・英語教育に興味があったら、実際に英語教育の資格や実際に英語を教えているオンラインの講師に、オンライン英会話の授業で色々と質問をしてみる。(アウトプット)
まとめ
以上、英語を勉強する時、4技能など英語のスキルを上げるよりも、内容に注目する方法について書いてみました。
英語で何かをするというと、ドラマをみる(フレンズとか)、英語のグレードリーダーズ(名作が簡易な英語で書かれているやつ)を読むなどの発想にとどまってしまいがちになりますが、少しだけ、今までとは視点を変えて海外とのつながりや、英語を取り入れてみることで、英語との長期的な向かい方、可能性について知れるのではないかと思います。
もし、オンラインで英語学習者同士、国際交流も兼ねて先生ありの複数人で話してみたいのであれば、
Camblyのグループレッスンがおすすめです。
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